トワル・ド・ジュイ伝統製法で作られた最高級生地。柄は三回に分けてプリントされており、その繊細な濃淡で描かれる柄はまるで版画作品のような美しさがあります。
「四季の喜び」は、J.B.Huetにより1785年に描かれた柄で、春はダンス、夏は草上の宴、秋はぶどうの収穫、冬はそり遊びとスケートの柄で構成されています。
柄の大きさは中程度、壁を一面に覆うクロスから小さな刺繍の作品まで、どんな用途にも使いやすい大きさの柄です。
生地の厚さは、インテリアファブリックとしてはやや薄め、生地質には張りがあり、高級感ある手触りです。織り糸は比較的細く、カルトナージュでの角処理の際も、糸ほつれが
少なく、ボンドのつきもよく、接着染みにもなりにくい、とても作業しやすい生地です。
グレージュは、ややベージュがかった淡いグレーの地に紫色の柄で、柄と地がなじんで、全体として上品で落ち着いた印象です。
これまで白地に色柄が基本のパターンだった「四季の喜び」に色地が加わり、さらにアレンジの可能性が広がりました。